スクール ブログ
日本柔道整復接骨医学会 学術大会②
2017-11-09
第26回日本柔道整復接骨医学会学術大会において、3年生が2題ポスター発表をさせて頂きました
演題は「主運動に関連したウォーミングアップと非関連ウォーミングアップが主運動のパフォーマンスに与える影響」として、桧尾さん・坂中さん・斉藤さん・出口さんがポスター発表を行い、「体幹に行うレジスタンストレーニングが成人のバランス能力に与える効果」として、藤原さん・南さんがポスター発表を行いました
ポスター発表後は、それぞれフロアから質疑応答も活発に行なわれたのですが、質問にも堂々と、先行研究を提示し根拠を持って応答する姿は、とても素敵でした
ここまで完成させる過程には、先行研究を調べつくし実験計画を立て、被験者を募り、実験を管理しながら施行する苦労や、結果の集計の統計処理、その後、先行研究と比較し、どこに新規性が見いだせたのかを再検証する大変さなど、やってみたから分かった困難な体験もしたことでしょう
しかし、問題や壁にぶつかった時、自ら解決策を模索し次に進む問題解決能力が身に付き、考える能力がさらに磨かれたと確信しています
将来は、大学院での研究を目指す学生さんもおられ、本校では既に実績もあります。しかし、臨床に進む学生さんにも、スポーツ分野で就職をする学生さんにも、研究に必要なプロセスは、どの分野に進もうとも必要なPDCAサイクルそのものです
全国唯一の4年制の本校で学んだ学生さんは、全国で唯一高度な職業人として「高度専門士」の称号にて卒業する皆さんです。さらに残り1年で大きく成長し、大阪柔整での学びを将来に活かして欲しいと願っています