スクール ブログ
正しい療養費の取扱い方の講義がはじまりました
2016-09-07
近年、非常に残念なことにテレビや新聞等で、柔道整復師の療養費の不正請求に関する報道がなされるようになってきました。このような問題が出始めたのも、30年ほど前に、業界団体に入らなくても療養費を申請できる「個人契約」の柔道整復師が誕生し、個人契約の柔道整復師が集まった保険請求団体や代行業務が始まった影響が多くあります。社団での指導がきかなくなり接骨院・整骨院の開設者も柔道整復師でない施術所も増え、明らかな負傷の徴候のない患者さんの抱え込み、水増し請求、書き換え請求等、柔道整復師の倫理観が問われる事態になってきました。
大阪府柔道整復師会専門学校では、業界団体が設立した学校として、学生のころから正しい倫理観を身に付けて頂き、どのようなことが不正で、どのような広告が違反なのか、また、療養費の制度はどうなっており、保険の取り扱いで最も注意すべき点は何かなど、学校の教員では補いきれない、柔道整復師業界のトップリーダーの先生方に、療養費の取扱い方を学びます。