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第33回日本柔道整復接骨医学会学術大会で学生発表!
2024-12-02
カテゴリ:研究
令和6年11月30日(土)・12月1日(日)東京保健医療専門職大学で開催された、第33回 日本柔道整復接骨医学会学術大会 で学生さんが研究の成果を発表しました。本大会のテーマは「柔道整復師~多様性の時代にどう生きるか」と題され、大会会長講演には「多様性の時代に求められる専門職とは」があり、さらに招請講演には「世界の日本」と題し、東京大学・政策研究大学院大学名誉教授のご講演がありました。それらの貴重な講演での学びも深め、大会1日目の15:00~「クロスモーダルな確率共鳴による聴覚ノイズが動的バランスに及ぼす影響」を発表させて頂きました。
この研究は、本校の先輩である11期生(2020年卒)卒業生さん達が、確率共鳴の研究を長年実施し、その成果を原著として発表してきた本校専任教員と共に研究し、「Heliyon, Volume 7, Issue 11, November 2021, e08299」内にて発表した「Auditory noise improves balance control by cross-modal stochastic resonance」の追試となっています。
本実験結果から、確率共鳴による聴覚ノイズを与えながら運動を実施してもらうことで、動的バランスの向上にも効果が期待できる可能性が示唆できました。このような成果を積み上げ、ぜひ臨床現場に広く応用できるよう、研究をさらに進めたいと考えています。
本大会のテーマでもある「多様性」の時代、本校卒業生さん達は、国内のみならず海外においても活躍できる多様な働き方も視野に教育をこれからも実践し、続けていきたいと考えています。