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日本柔道整復師会「業界説明会」を開催しました
2018-01-15
平成30年1月15日(月)の13時から、卒業を控えた4年生を対象とする(公社)日本柔道整復師会主催の業界説明会を開催致しました。
講師をおつとめ頂きましたのは、(公社)大阪府柔道整復師会 会長の徳山 健司 先生です
大阪府柔道整復師会専門学校は、ビジネス化した学校とは異なり、営利を目的としない公益事業の一環として人材育成を目的とした全国唯一の4年制、職業教育に特化した厚生労働省認可専修学校です
その為、2年生や3年生で職業倫理や保険に関する講座を開講し、療養費の支給基準もしっかり学んできましたしかし、その内容が平成30年度からは、指定規則の変更として国から履修が全部の柔道整復師の学校で義務付けられることになったのです
他にも、本校が先駆けて機能訓練指導員として活躍し、卒業後に学生さんが対応できるよう取り組んできた、健康運動実践指導者養成講座の講座内容やアーリーエクスポジャーで取り組んできた実技、高齢者の外傷予防や高齢者の生理学的特徴なども追加され、学校教育の改正が平成30年からあることが会長より説明されました
本校が10年前から取り組んできた教育が、まさに国の主導で全学校へ義務化されることは、本校の取り組みが国から評価されたことでもあり、職業教育のパイオニアとして歩み続けてきた本校への評価でもありますね
また卒業生にも直結するのは、通知により変更となる「施術管理者要件」の変更です。今後予定されている施術管理者へなるための講座や研修の内容、経過措置につき詳細な説明を受けましたその顔は皆さん本当に真剣です
そして将来、自分を守るためにも大切な、柔整の審査会の権限強化についてもご説明頂き、行政との交渉権がある公益社団法人大阪府柔道整復師会と、個人契約との違いを復習、協定書のお話や適正化について学びました
最後に会長からは、将来自分は何がしたいのか?夢を実現させるには何が必要かと考えた時、個人でそれを現実にするには大変困難が伴う。しかし、仲間や先輩と共に団結し、正しい正確な情報をいち早く手に入れ共に考えることは、本当に重要であると教わりました。4年生は、自分の身を守り夢を現実にする為にも公益社団への入会は、メリットが多いことを知ることが出来ました
免許取得後がこれからの柔道整復師としてのスタートライン
これからは会員という立場で母校に戻り、共にこれからも研鑽、学んで立派な柔道整復師になって頂きたいと思います