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外傷治療に対応「臨床実習」!
2021-06-28
カテゴリ:柔道整復師,医療
柔道整復師の最も専門とする業務はケガの治療、柔道整復術とは何かを説明するとすれば、運動器の皮下損傷に対する「施術」、すなわち、骨、筋、関節を主体とする運動器に各種の外力が加わり、それによって生じる骨折、脱臼、打撲、捻挫や軟部組織損傷の「患部」あるいは「受傷部」に対し施術する行為です。
本校の附属接骨院は立地の良さもあり、生活の中で起こるケガの治療で来院される患者さん、スポーツのクラブ活動中にケガをした生徒さん、トレーニングが趣味で鍛えすぎて負傷してしまったサラリーマンの方など、多くの地域の患者様にご来院頂いております。
柔道整復師の施術は患者さまとの信頼関係、適切な診察(病歴聴取、視診、触診、計測、検査など)を基盤にして、十分な説明と同意のうえに施行されます。
インフォームドコンセント(informed consent)をしっかり行うために実習生は、初診時の実態を詳細に把握し、業務範囲か否かを判断して損傷や障害の程度、残存能力を確認して治療計画を院長に提出します。
院長のチェクからクリティカルパスを指導下で作成したら、その後は当該病態の標準的な治療経過を時間軸に沿ってまとめ施術録に記載、その後は「PDCAを継続」し、問題指向型方式で施術録に記載してゆくことまでをじっくり学びます。
ケガの治療も当然ですが、施術録の記載と支給申請書の記載までを臨床実習現場で学べる施設は、他校ではない魅力の1つです。
皆さんも、本校附属の接骨院での現場臨床実習、スポーツ現場での救護の基本にもなりますので、是非お楽しみにしていて下さいね!