スクール ブログ
高校様へ出向き「出張授業」を行いました
2018-06-01
大阪府柔道整復師会専門学校は、公益社団法人で運営する人材育成を目的とした営利を目的としない学校です。よって本校では、人材育成を目的とする高校さまの取り組みである「出張授業・職業講話・職業体験」の各種受け入れを無料で行っております。今回は、学校法人谷岡学園 大阪商業大学高等学校 様よりご依頼を頂き、運動指導に長けておられる辻先生に講座の担当をお願いしました
スポーツが盛んなこの学校は、トレーナーを目指す高校生の方も多いそうです講義も、真剣な面持ちで聴講して下さいました
さらに実技講座でも、元気いっぱいに取り組んで頂け、講座をさせて頂いた本校にとっても充実した1日となりました
自分に合う仕事は何か、自分は何をやりたいかのイメージを具体化出来るのは職能団体からこその強みです。是非、公益社団法人の附属である本校に各種講座をご依頼頂けたら幸いです
【お申し込み先】
公益社団法人 大阪府柔道整復師会
大阪府柔道整復師会専門学校
事務局 清原・山本
〒550-0004 大阪府西区靱本町3-10-3大阪柔整会館3F
TEL 06-6444-4171 FAX 06-6444-4172
info@osaka-jyusei.ac.jp http://www.osaka-jyusei.ac.jp/
学生さんの助け合いや協調性を高める取り組み
2018-05-26
先日の1年生の実技講座おいて、助け合いや協調性を高める取り組みの一環としてキンボールを行いました。
キンボールとは、直径122cm・重さ1kgという巨大で軽いアドバルーンのようなボールを床に落とさないよう、チームで協力し合う競技です。キンボールスポーツの「キン」は、英語の「キネスシス/kinesthesis」=「運動感覚/感性」の略語で、運動神経を磨き競うような競技とは異なり、感性の創出=「励まし/助け合い/感動の共有や協調性を高める」ことを大切にするスポーツです。
人間関係が希薄になりがちな現代「共に生きる力をつける」ことをテーマに、カナダの体育教師マリオ・ドゥマース氏が1986年に創案しました。子どもから大人まで幅広く楽しめるキンボールスポーツは、今では世界大会も開催され注目を集めています。
大阪府柔道整復師会専門学校でもこのことに注目し、1年生の早い段階から共に助け合う協調性を身につけて頂くことを目的に、キンボールを教育に取り入れました。ご指導頂くのは、本校の専任教員であり運動指導士の辻先生です。1年生は既に早期臨床実習も始まり、今後は学会や救護実習など医療人として着実にステップアップしてゆかなくてはなりません。これからの1年生の変化が楽しみですね。
学友会主催 新入生歓迎会を開催しました
2018-05-23
5月19日(土)の講義終了後、大阪府柔道整復師会専門学校の在校生で作る組織「学友会」主催の『新入生歓迎会』が開催されました。場所は、学校から電車で約5分の難波駅から少し歩いた道頓堀の、通称ひっかけ橋付近にあるイタリアンレストランで行いました。
この歓迎会は毎年1年生のために、4年生と3年生が中心となり企画・運営してくれる本校の恒例行事の1つです。医師や大学の博士を中心とする本校の講師陣、本校運営母体であります業界職能団体 (公社)大阪府柔道整復師会の会長先生をはじめとする、役員の先生方にもお越し頂きました。
新入生からは、先生方や先輩方に向けて、学校生活での今後の抱負や目標が伝えられ、先輩からは「もし苦しい時期があっても、一人で悩まず、先輩である自分達に遠慮なく相談して欲しい」と強いエールを頂きました。
本校の特徴は、学生さんと先生方の距離が近く、学年を飛び越えた交流が盛んで、学生さん同士が仲が良いことです。この歓迎会を通し、学生さん同士の結束力がより高まり、これからの学校生活にためになる機会が持てたと思います。
主催してくれた学生の皆様、企画・運営してくれた学友会の役員の皆様、この度はお招き頂き本当にありがとうございました。
エアロビックダンスの運動指導実技が始まる
2018-05-12
本校の複合資格として3年生の在学中に取得可能な資格「健康運動実践指導者」の指導実技講座がいよいよ今年も始まりました
この資格は、スポーツ・トレーナー・フィットネスの分野に欠かせない「運動生理学」をベースにした根拠のある運動指導を可能にする準国家資格で、集団指導の能力に重きを置いた資格です
スポーツ・トレーナー・フィットネスの分野以外でも、運動指導の活かせるフィールドは数多く、病院やクリニックでの生活習慣病予防の目的、メタボリックシンドローム患者の体質改善の目的などで行う「保健指導」現場での集団運動指導
また、介護予防における「運動機能の向上」を目的とした集団運動指導が科学的根拠を基に指導実技が行えるようになれる資格です
2008年からは、特定健診にてメタボリックシンドロームと診断を受けた場合、保険指導を義務付ける医療制度改革がありました。そこで指導を行うのが、この健康運動実践指導者や指導士です
さらに、医師が設置する医療法第42条施設「メディカルフィットネス施設」でも、健康運動実践指導者や指導士を必要人数配置する必要もあり、スポーツ分野以外での活躍の幅も広がっています
国家資格取得だけに留まらずこの資格も取得して、スポーツトレーナーとして、また接骨院・整骨院での運動機能向上事業の促進活動、病院やクリニックでの集団指導やメディカルフィットネスなど、幅広い分野で将来活躍できる医療人になって頂きたいと願っています
健康・体力づくり事業財団主催 資格勉強会を開催
2018-05-02
平成30年4月28日(土)、大阪府柔道整復師会専門学校の学生さんを対象にした「健康・体力づくり事業財団主催 資格勉強会」を開催させて頂きました。
健康・体力づくり事業財団とは、健康運動実践指導者・健康運動指導士の資格を付与し、指導・運営を行う団体で、もともとは厚生労働省が国の施策として作った同資格を、国から委託を受け普及してきた団体です。
よってこの資格は「準国家資格」であり、医療法第42条施設の運営や経営にあたっては、健康運動実践指導者・健康運動指導士の資格を有する者が一定数必要であることが法律で明記され、義務付けられています。
医療法第42条で認められた疾病予防運動施設は、社会的ニーズが高く、国の政策でも待望される施設です。しかし全国的に見ると発展途上の段階と言え、これからニーズが高くなることが予想される分野です。メディカル・フィットネスを規定する医療法第四十二条第一項第四号及び第五号の施設の職員、 設備及び運営方法に関する基準(平成四・七・一 厚告一八六)は以下のとおりで、設備については、次に掲げるものを有することが定められています(一部抜粋)。
トレッドミル、自転車エルゴメーターその他の有酸素運動を行わせるための設備は、a.筋力トレーニングその他の補強運動を行わせるための設備 b.背筋力計、肺活量測定用具その他の体力を測定するための機器 c.最大酸素摂取量を測定するための機器 d.応急の手当を行うための設備 などです。まだまだありますが、少し見た限りでも実技講座で学ぶ内容がずらりと並んでいます。
学生さんがこの資格の取得を目指し勉強することは、今後の職域の拡大もさることながら、ドクターと共にメディカル・フィットネスが出来る知識と技術を学ぶことになります。今後ますます病院又は診療所と疾病予防施設を併設する医療施設が増えることが予想される昨今、学生さんにはこれから頑張って資格取得を目指して頂き、時代をリードする医療人になって頂きたいと思います。
今回学生さんをご指導頂きました「健康・体力づくり事業財団」の皆様、本当にありがとうございました。今後ともどうか本校へ、ご指導とご協力の程よろしくお願い致します。