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本校の専任教員が[Heliyon]で原著論文を発表

2021-12-01
カテゴリ:研究
Cell Pressの姉妹誌「Heliyon」
杉本恵理
ニューヨーク、ケンブリッジ、オランダなど、専任教員による海外ジャーナルへの論文投稿はこれで5本目です。
本校の専任教員が、Cell Pressの姉妹誌「Heliyon」の医学雑誌内に原著論文を発表しました。Cell Pressはマサチューセッツ州ケンブリッジを拠点とする出版社で、Heliyonのインパクトファクターは現在で「3.5」です。

今まで発表してきた大阪府柔道整復師会専門学校の原著論文は、杉本 恵理 先生や佐々木 仁 先生が中心で研究、執筆されてきたものですが、今回は本校の研究室で一緒に実験を行ってくれた学生さんの実験データを1部用いて、専任教員の先生方が原著論文(英文)として執筆し仕上げたものです。

研究のテーマはAuditory noise improves balance control by cross-modal stochastic resonance」で、「聴覚ノイズはクロスモーダルな確率共鳴でバランス制御能力を改善します」というものです。

例えば、バランス能力が低下し転倒リスクが高まっている高齢者、姿勢制御能力が同年代の平均と比べて低くスポーツパフォーマンスにおいて力を最大限に発揮できていない若者に、イヤホンで確率共鳴刺激(閾値付近の刺激を指す)の聴覚ノイズを聞かせることで改善が可能ということを述べられています。

この研究はオープンアクセスでどなたでも閲覧可能です。是非とも多くの皆様方にお読み頂き今後の治療などにご活用頂けると幸いです。


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