スクール ブログ
卒業式を挙行しました
2021-03-15
カテゴリ:学生イベント
高い実力を証明するトリプル資格で旅立ち
3月13日(土)は大阪府柔道整復師会専門学校の5階大ホールにて午後2時~ 感染防止の観点から、ご来賓の皆様方にご参加頂かない小規模の学校関係者のみでの卒業式、高度専門士称号付与式を挙行致しました。
卒業式では、卒業証書授与と同時に、柔道整復師の分野で全国で本校のみ文部科学省より付与される「高度専門士」の称号を手にされ、また、大阪府知事賞をはじめ、日本柔道整復師会会長賞など、各種団体の賞を受賞された学生さんもおられました。
卒業生の答辞やメッセージからは、最初は他校より1年多い4年というのは長いなと思っていたが、入学してみてそれは違う、絶対に必要な時間だということ分かったことや、 また、現場での臨床実習の多さやレポートの多さは、単に試練と取ることも出来るが、やってみることの大切さや実習で行ったことをまとめることで見えてくるもの、得るものの多さは経験してはじめて分かること、また、統計学や論文経験から正確に判断をすることが身に付き、意味を理解し考えて動く癖がつき技術研鑽につながった等、いろいろなお言葉を教職員に頂戴しました。
職業実践専門課程 高度専門士と、柔道整復師の国家資格、厚生労働省がかつては管轄であった準国家資格 健康運動実践指導者の資格、JSA-CSTPトレーナー資格、機能訓練指導員、これら5つの高い実力を証明する資格も武器に、これから医療・スポーツ・健康づくりなど様々なフィールドで高い倫理観を持ちつつ活躍されることが決まっています。
皆様本当に、ご卒業おめでとうございました。
柔道整復師と機能訓練指導 特別講座開催
2021-02-13
カテゴリ:柔道整復師
介護保険制度下での柔道整復師の役割
2月12日(金)は、介護現場での臨床実習がコロナの影響で延期になった学生さんを対象に、実際の現場でご活躍され、ご自身が施設を運営されておられる柔道整復師の大先輩、株式会社元気や 代表取締役の水野 諭 先生から学ぶ特別講座を開催しました。
この講座は2部制で、第1部は「柔道整復師と介護事業~介護保険制度のバックボーン」、第2部は、「介護保険制度の下での柔道整復師の役割」を学ぶものです。
前半では、日本が抱える問題を数値的根拠を基にご説明頂け、知識を深めることができ学生さんも他人事ではないことを認識することができ、後半は、その認識を持ちつつ介護現場でのそれぞれの有資格者の活動の様子を施設内を撮影した動画で現場を体感することで、実習を疑似体験することが出来ることが出来ました。
学生さん達は、柔道整復師が行う集団機能訓練や個別機能訓練、片麻痺患者さんへの拘縮予防、パーキンソン病の患者さんへのアプローチ方法など、教科書で学んできたことの実際を映像で見ることができ「モチベーションが上がった」「これも1つの選択肢として将来考えようと思えた」など、柔道整復師として出来ることの可能性を気付けたようでした。
今年度はコロナの影響で、外部実習が次々と中止や延期を余儀なくされ、中には学ぶ意欲を保つことが難しいと悩んでいた学生さんも居ました。しかし、12日のセミナー・13日の特別講座で、自分がするべきことを再発見するきっかけになったようです。
学生さんの将来の選択肢に役立つだけでなく、学ぶ意欲と求められるスキルを知ることができたことは、今後のキャリアの目標設定に大きな影響を与えて頂けました。水野先生、この度はありがとうございました。
厚生労働省 キャリア形成サポートセミナー開催
2021-02-12
カテゴリ:就職
基本の就活・面接のマナーもご指導頂きました
2月10日(水)は、学生さんの今後のキャリア形成と職業能力開発を総合的に支援するキャリア形成サポートセミナーを開催しました。
このセミナーは、厚生労働省 人材開発統括官作成のジョブカードを使って 1.自己理解 2.キャリアプランニング 3.スキルアップ 4.職業能力証明 を「見える化」し学生さんご自身のキャリアプランニングを応援するものです。
講師をお務め頂きましたのは、人材教育・職業コンサルタントの田中桂子先生です。先生は自らも経営者でありながら、他の企業や病院等でも人材教育の支援や企業等の経営コンサルタントをされておられます。
そのため今回は本校の為に「基本の就活・面接マナー」「伝え方・聴き方でこんなに違う!コミュニケーションスキルアップ」「モチベーションアップのためのポジティブシンキング」をご講義頂きました。
もうすぐ3年生となる皆さんは、4月から本格的な医療施設や病院などでの実習がはじまります。今回学んだ内容は、実習先や就職活動に、すぐに使える技術と知識です。
大阪府柔道整復師会専門学校は、早い段階から就職を見据えたキャリア教育に取り組んでいます。セミナーをご担当頂いた皆様への感謝と共に、今日の学びを是非2年生の皆さんには実践して頂き、今後のキャリアプランニングに活かして頂けたらと思います。
バランスボールエクササイズの無料体験開催
2021-02-08
カテゴリ:スポーツトレーナー
楽しくてためになる本校のオープンキャンパス
2月6日(土)は午後2時~「アスリートも実践するバランスボールエクササイズ」の無料体験イベントをオープンキャンパスの一環として開催させて頂きました。
感染防止対策を徹底し、少人数制での完全予約制を講じて安全に配慮して開催しました。
バランスボールは自宅での簡単なエクササイズから、トップアスリートの体幹トレーニングにまで幅広く使用でき楽しく取り組めるのも特徴です。YouTubeでも多くの動画が紹介されていますが、長続きするようにするには、その効果を学んだ上で実践し、その人にあった指導方法で学ぶことが一番ではないかと考えています。
だから対面でご指導させて頂ける機会は、本校のトリプル資格の強みであるトレーニング、フェットネス、エクササイズを知って頂きご体感頂ける1番のイベントであり、このようなご時世でもご参加を頂けることに本当に感謝しております。
ウォーミングアップとクールダウンもしっかり取って、トレーナー養成講座を知って頂き、柔道整復師業務の正しい業務と理解も深めて頂きました。毎回異なるテーマを準備しておりますので、次回イベントも是非チェックしてみて下さい。
日本柔道整復師会業界説明会を開催!
2021-01-28
カテゴリ:柔道整復師
プロとして生きる卒業生へエール
柔道整復術公認100周年、日常生活やスポーツ現場で発生する骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷という外傷(ケガ)の治療を、地域に根差し行ってきた柔道整復師。治療においては、保険の取扱いが認められ、受領委任制度を使うことが認められています。
混同されやすい業種として、整体やカイロプラクティックなどがありますが、これは身分法がない業種です。その為、広告の規制や施術の範囲に関して規則がないため、誤解をされている方も多いですが、柔道整復師とは国家資格を有する柔道整復師法という身分法がある医療人です。
そのため柔道整復師は、柔道整復術に対し健康保険の取扱いが認められ、受領委任制度を使えることが認められていますが、1948年以降学校教育制度になっても、その正しい取扱いを教育指導する学校は存在しませんでした。
残念ながら、現在に至るまでも何度か新聞や雑誌、報道番組等で「柔道整復師の不正」について幾度となく報道されてきました。中には、施術録(カルテ)の存在もなく、開業にあたっても、正しい規則や正しい保険の取扱いを知らない柔道整復師免許取得者もいる現状です。
大阪府柔道整復師会専門学校は、そんな現状を教育から変えるべく業界が立ち上がり設立された全国で唯一の4年制の柔道整復師教育を行う専門学校です。
不正を排除し、業界を変えていく次世代の柔道整復師・スポーツ現場のプロ、医療・介護・地域支援が出来る人材育成を行う学校として走り続けています。
今回の授業は、その総括ともいえる最終授業でした。日本柔道整復師会の理事でもあり、運営母体の(公社)大阪府柔道整復師会 会長、そして本校の校長先生でもあられる徳山健司先生からのエールと、これからの夢の実現に向け、正しく倫理観を持ったプロとして活躍して頂くことを期待しての熱い授業となりました。
先生からは「卒業しても社団は皆さんの味方、いつでも相談に帰って来て下さい。」とお言葉を頂きました。