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超音波エコーの実践実技
2023-02-09
カテゴリ:医療
大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校の3年生を対象に「施術の適応と医用画像の理解」の実践型実技を実施しました。
実技の内容は、観察症例を課題に、臨床所見、徒手検査、体表上のランドマーク、エコー画像でのランドマーク、被検者の基本肢位、検者の基本肢位、長軸走査、短軸走査を主に柱として実践実技が行われました。
うまく撮れない場合は、大きく分け「基本肢位が定まらない」,「入射角が悪い」の2つの理由が主だそうで、基本肢位が非常に大事であることを学び実践ました。
また、入射角が悪いと異方性の影響を受け低エコー像で描写されるため、長軸、短軸ともにうまく描出することが出来なくなることから、プローブを振って高エコー像となるように適正な方向を意識して入射角が垂直に当たるよう調整することが重要との実践的指導を受け観察を実施しました。
講師をおつとめ頂いた五島広文先生は、柔道整復師、NSCA-CPT,*D、基礎運動器系超音波技士であられ、以前は中村紀洋氏のパーソナルトレーナー(近鉄-ドジャース-オリックス-中日-楽天-横浜)も務められていた先生です。
4年制の大阪医療スポーツでは、国際ライセンスの『NSCA』認定トレーナーを卒業後に取得しようと考えている学生も居ることから、夢を現実にされた憧れの先生でもあります。大盛り上がりの実技は、時間を大幅に超過しての楽しくて実践的な実技実習でした。