スクール ブログ
日本柔道整復師会 業界説明会を開催
2025-01-11
カテゴリ:就職
卒業を控えた学生さん達を対象に、1月10日(金)14時40分~16時10分で「業界説明会」を開催しました。講師としてご登壇頂きましたのは、公益社団法人 日本柔道整復師会 学術教育部長 徳山 健司 先生です。
この業界説明会の目的は、柔道整復師としての組織づくりや新しい分野の挑戦、保険請求の仕組みなど、柔道整復師としてこれから幅広い活動を可能にするために業界団体として直接国(厚生労働省)と折衝されているトップの先生方から、業界唯一の交渉団体の役割を知ることにあります。
料金改定の裏側、柔道整復師に必要な制度改革、業界に横たわる様々な課題解決に向けて、徳山教育部長が考える切り札、これからの動きなど、最前線の情報をご教授頂きました。
ファクトとエビデンスを厚生労働省から求められた業界を揺るがした大事件「整骨院名称の使用を認めない」の交渉にあった舞台裏など、エビデンスの重要性を本校で徹底して学んできた学生さんが、今後その論文知識をどう業界の為にて活かしてゆく必要性があるのかを解説して頂き、学んできたことが社会に役立つ未来が待っていると考えさせる興味深い内容でした。
国試を控えた学生さんへの医用画像の問題、解説もあり、アクティブラーニングも準備頂き、終始楽しい学びでした。業界団体の中にある学校だからこそ聞ける裏話。学術教育部長、この度は誠にありがとうございました。
第33回日本柔道整復接骨医学会学術大会で学生発表!
2024-12-02
カテゴリ:研究
令和6年11月30日(土)・12月1日(日)東京保健医療専門職大学で開催された、第33回 日本柔道整復接骨医学会学術大会 で学生さんが研究の成果を発表しました。本大会のテーマは「柔道整復師~多様性の時代にどう生きるか」と題され、大会会長講演には「多様性の時代に求められる専門職とは」があり、さらに招請講演には「世界の日本」と題し、東京大学・政策研究大学院大学名誉教授のご講演がありました。それらの貴重な講演での学びも深め、大会1日目の15:00~「クロスモーダルな確率共鳴による聴覚ノイズが動的バランスに及ぼす影響」を発表させて頂きました。
この研究は、本校の先輩である11期生(2020年卒)卒業生さん達が、確率共鳴の研究を長年実施し、その成果を原著として発表してきた本校専任教員と共に研究し、「Heliyon, Volume 7, Issue 11, November 2021, e08299」内にて発表した「Auditory noise improves balance control by cross-modal stochastic resonance」の追試となっています。
本実験結果から、確率共鳴による聴覚ノイズを与えながら運動を実施してもらうことで、動的バランスの向上にも効果が期待できる可能性が示唆できました。このような成果を積み上げ、ぜひ臨床現場に広く応用できるよう、研究をさらに進めたいと考えています。
本大会のテーマでもある「多様性」の時代、本校卒業生さん達は、国内のみならず海外においても活躍できる多様な働き方も視野に教育をこれからも実践し、続けていきたいと考えています。
在校生と一緒に次年度パンフ制作中!
2024-11-09
カテゴリ:学生イベント
大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校の学生さん達と一緒に、学校生活や授業、実技実習を皆さんにお伝えするために、学校案内パンフレットを制作しています。学生さん目線のアドバイスやパンフレットの印象などをリサーチさせて頂き、学生さんと教職員一丸となって頑張っています。
先日は学内での写真撮影を 学生さんの全面協力により実施しました。新しい学校のパンフレットは現在作成中です。資料請求をしてくださった方には、前年度のパンフレットをお送りしていますが、完成次第、新しいパンフレットを再度送らさせていただきます。在校生さんの学校生活が分かる内容にして制作するので、楽しみにしていて下さいね!
大阪学術大会に参加&発表しました
2024-10-07
カテゴリ:就職,研究
本校運営母体である(公社)大阪府柔道整復師会が主管し、(公社)日本柔道整復師会が主催する「第16回大阪学術大会」に参加及び研究成果を在校生、卒業生、教員が発表しました。
日本柔道整復師会によるワークショップには、本校学生が患者モデルとしても参加、業界が推進する超音波観察装置(エコー)による肩甲上腕関節の描写を学びました。さらに、肩の外傷時の処置も学び日本柔道整復師会の標準施術を体験しました。
さらに卒業生は、10期生 長谷川 俊太先生(大阪府立高石高校 バスケ部出身/かわむらクリニック 勤務)、前列右:9期生 藤原 和輝 先生(福知山成美高校 野球部出身) かわむら整形外科勤務リハビリテーション科勤務、後列:13期生 田中 愛奈さん(石川県立金沢商業高校出身/松原整形外科 勤務)が患者症例を披露。
4年生在校生、附属オージェイ接骨院での研究、教員による基礎研究など、大いに学校全体で活動しました。将来の働く先で役立つ実践教育と、長く活躍するための検証する力がつく全国唯一の業界直結の4年制。就職先になる可能性もある先生方と共に学びました。
税理士さんからお金と税を学ぶ授業
2024-09-27
カテゴリ:就職
大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校の企業連携講座、西税務署さんと連携して実施する「お金と税」のキャリア授業を実施しました。
講師をお務め頂きましたのは、税理士 石井 邦佳 先生です。資料などのご提供は、西税務署の皆様の全面協力により、暮らしと関わる税のお話しから、独立開業やフリーランスで働く際の、資金のプランニングなど、リアルなお金のことを学び知識を深めました。
柔道整復師の国家資格を取得すれば、保険(療養費)の取扱いによる開業が可能です。医師や歯科医師の先生方も健康保険の取扱いが出来ますが、柔道整復師も受領委任による保険適応が可能な医療職種です。
将来は地元で開業するという、地方からの進学者も複数おられる大阪医療スポーツとあって、皆さん真剣の税理士の先生の授業を聞き入り、アクティブラーニングにも積極的に参加されていました。
本校では、将来のキャリアに必要な社会で役立つ業界が厳選した講座を多彩に展開する実践主義、全国でここだけの高度専門士職業実践専門課程です。