スクール ブログ
日本柔道整復師会業界説明会を開催!
2021-01-28
カテゴリ:柔道整復師
卒業を控えた学生さんを対象に行いました
プロとして生きる卒業生へエール
柔道整復術公認100周年、日常生活やスポーツ現場で発生する骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷という外傷(ケガ)の治療を、地域に根差し行ってきた柔道整復師。治療においては、保険の取扱いが認められ、受領委任制度を使うことが認められています。
混同されやすい業種として、整体やカイロプラクティックなどがありますが、これは身分法がない業種です。その為、広告の規制や施術の範囲に関して規則がないため、誤解をされている方も多いですが、柔道整復師とは国家資格を有する柔道整復師法という身分法がある医療人です。
そのため柔道整復師は、柔道整復術に対し健康保険の取扱いが認められ、受領委任制度を使えることが認められていますが、1948年以降学校教育制度になっても、その正しい取扱いを教育指導する学校は存在しませんでした。
残念ながら、現在に至るまでも何度か新聞や雑誌、報道番組等で「柔道整復師の不正」について幾度となく報道されてきました。中には、施術録(カルテ)の存在もなく、開業にあたっても、正しい規則や正しい保険の取扱いを知らない柔道整復師免許取得者もいる現状です。
大阪府柔道整復師会専門学校は、そんな現状を教育から変えるべく業界が立ち上がり設立された全国で唯一の4年制の柔道整復師教育を行う専門学校です。
不正を排除し、業界を変えていく次世代の柔道整復師・スポーツ現場のプロ、医療・介護・地域支援が出来る人材育成を行う学校として走り続けています。
今回の授業は、その総括ともいえる最終授業でした。日本柔道整復師会の理事でもあり、運営母体の(公社)大阪府柔道整復師会 会長、そして本校の校長先生でもあられる徳山健司先生からのエールと、これからの夢の実現に向け、正しく倫理観を持ったプロとして活躍して頂くことを期待しての熱い授業となりました。
先生からは「卒業しても社団は皆さんの味方、いつでも相談に帰って来て下さい。」とお言葉を頂きました。