女性の皆さんへ
女性×柔道整復師
働く女性が増えたことでニーズが急増
社会で活躍する女性が増えたことで、施術は女性にして欲しいというニーズが急増しています。特に股関節などのデリケートな部位は同じ女性に診て欲しいと思うもの。写真は本校卒業生、13期生(21年卒)美座 楓子先生(柔道整復師・健康運動実践指導者・JSA-CSTP認定トレーナー資格・機能訓練指導員)。
〔女性柔道整復師の求人が多い理由〕
本校の校長が柔道整復師免許を取得したころは、全国でも数えるほどしか女性の柔道整復師は存在せず、校長が柔道整復師の教員免許を取得した頃でいえば、全国で3人目の女性柔道整復師教員だったとか・・。社会で活躍する女性が圧倒的に少なかったこの時代、接(整)骨の患者様も女性は少なかったといいます。
しかし今は、共働きはスタンダードな時代、仕切られたベッドで施術を受けるには、安心できる女性に体を診て欲しいというニーズが増加しています。柔道整復師の業界は、今現在も圧倒的に女性の柔道整復師は少ないため、女性の有資格者が欲しいという求人が多くなっています。
女性専門のクリニックも増加
女性専用の治療院なども急増中
主に女性特有の症状について、女性院長が親身に相談にのるなどの独立開業の方法も増加しています。写真は13期生(21年卒)田中 愛奈先生(柔道整復師・健康運動実践指導者・JSA-CSTP認定トレーナー資格・機能訓練指導員)。女性院長で開業を目指す一人です。
〔女性専門院のニーズが急増〕
生理不順・冷え性・出産・育児など、女性の置かれる環境や身体の悩みは多岐にわたります。そんな女性特有の悩みを持つ患者さんに対して、女性目線でアドバイスをしてくれる女性の柔道整復師は、とても貴重な存在です。
また、医療職種の多くは患者さんや選手の身体に触れる仕事。女性の患者さんの中には、異性だと緊張される方もおられるため、女性の柔道整復師を希望されるケースも多くみられます。
結婚や出産からの社会復帰
出産や育児後の社会復帰のハードルが低い
女性の校長
柔道整復師歴27年
平成10年に柔道整復師国家資格取得。アメリカ・オランダ・イギリスに原著論文を発表するなど、メディアや雑誌にも多く執筆がある先輩女性柔道整復師。女性学生にとっての頼もしい存在です。経営学に必要な統計分野にも強く卒業生からの相談も多く寄せられます。
〔女性でも安心して進学して下さい〕
女性の柔道整復師としてこの業界に飛び込んだ頃は、柔整業界は男性社会で、女性の柔道整復師は認めないし需要がないと直接、面と向かって言われた経験があります。
しかし、業界の中から変えてみせるという強い信念でここまでやってきました。柔道整復師は、骨・関節・筋肉・靭帯といった運動器のプロフェッショナルなので、柔道整復師としての学びを活かせば、フィットネス分野やウェルネス分野など、柔道整復以外の分野でも多彩に活躍することも可能な職業です。
これから皆さんが活躍しやすい土俵を一生懸命作り、女性柔道整復師の皆さんの活躍をサポートしていくので、女性の皆さんも安心して進学して下さい。 一緒に頑張りましょう!